りとすら

書きたいことがあんまりありません

『読書進化論』に従えば、ぼくは読書進化論を読む意味はなかったという逆説

「本」は著者のみで作られているのではない。編集者、書店員などなど様々な手を介して丁寧に作られる、あなたへの贈り物なのだということが伝わってくるように感じた。
―――あなたへの贈りもの - 『読書進化論』勝間和代 - ニート☆ポップ教NEO

 id:massunnkニートホープの社長)のおススメで読んでみた。実用書に関する本の本。
 でも、自分としてはあまり得られることがなった。ページ稼ぎのコラムが邪魔。*1


 2章、「自分にとっての良書以外は読むな」→これ重要。既知のフレームワークであれば、読む必要がないし、レベルが高すぎても身にならない。
 2,3章、「読んだことをアウトプット」→ネット上のライフハックを熟読しているので既知。ただ、備忘録としてのブログが、出版可能になる欲しい情報がある媒体に化けるのかどうかには疑問がある。自分の書きたいことと、他人の読みたいものは一致するんだろうか、いやしない。
 2年前のソフトバンククリエイティブインターンシップで、4章の「売る仕組みを進化させる」の事が既知だった。ビジネス書の業界はマーケティングを考えていると思うけど、純文学とかミステリとかそこらへんは考えていないだろうーね。


 ということでトラックバックしてみるw

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 あ、最後に。
 この本は読書の進化でなく、出版流通のマーケティング本ですので、内容には期待しないように。
 しっかし、上手いことタイトル付けたなwww

*1:本屋マニアならやってる事。え、本よりも本屋が好きなのって俺だけ!?