管理職を2年ほどやってやっと実感したのでメモ。
部下は上司に向かってホンネは言わない
本音風のウソをつく
それは権力勾配がそうさせるのであって、普段のコミュニケーションや関係性の遠近とは関係しない
それは悲しいことなんかじゃなくて
自然の摂理に近しい。むしろ現象として扱うこと。
ではどうするか。
もう上司として仮面を被って振る舞うしかない。
やっとわかってきた
管理職を2年ほどやってやっと実感したのでメモ。
部下は上司に向かってホンネは言わない
本音風のウソをつく
それは権力勾配がそうさせるのであって、普段のコミュニケーションや関係性の遠近とは関係しない
それは悲しいことなんかじゃなくて
自然の摂理に近しい。むしろ現象として扱うこと。
ではどうするか。
もう上司として仮面を被って振る舞うしかない。
やっとわかってきた
とてつもなくリアルな悪夢を見たので
かきとめておく。
【シチュエーション】
いまの会社の全社会議中
自分の作ったパワポを用いて、前職から転職してきた人(私と同じ会社からの転職組)がプレゼンしようとした瞬間
会場が静まり返り、何だこのスライドは。という空気になる
資料については、そのプレゼンターのイケてないラフスケッチをもとに私がそれっぽく起こしたものでしかなく、あまり力を入れてなかったのは事実。
プレゼンは一言も喋りだすことも許されず打ち切り。
私の手元に役員からの紙切れが差し込まれ、「退出ください。追って連絡します」の文字。
ゆっくりと会場を去る私。
後日、直属の上司から能力強化プランなどの話が持ち上がるも役員が拒絶。
家に積み増しした退職金勧告のお知らせが一方的に届き、絶望の中目が覚めた。
【教訓】
コンサルのパワポって大変
(ちなみに夢のシチュエーションは実際には起こり得ない)
さすがのナイトシャマラン。
展開が早すぎてサスペンスなのにエンターテイメントだった。
時が経つのは早すぎる。
主人公含め周辺の人物が貼り付けたようなゴミクズばかりで吐き気がして全部見れなかった。
たどり着けない最後まで
ひどい夢を見て、いま眠れずに寒い部屋の中で目が冴えている。
夢の中では、両親が新しいコンクリートを主体とした映画に出てくるような家に引っ越していて、庭にはプールがあった。
両親は相変わらず、どこか神経質そうに暮らしていて、朝目覚めた僕は、両親の代わりに部屋を掃除していたが、その掃除の方法が違うと、何度も罵られる。
(その新しい家では、なぜだかホースから出てくる水で、すべての掃除ができるようになっていて、ごみを一か所にまとめて捨てる形式をとっていた。それは家全体が風呂場のようなつくりだった。床は乾いている)
いたたまれなくなった僕は、その家を飛び出そうと玄関に向かうが、うまく言葉が出てこず、その場に立ちすくむ。
母が鬼のような顔をしながら僕に言う。
「ほんとうは貴方のことは好きじゃないの。弟の方が手間がかかるけど、可愛いもの。」
僕は精一杯「もう二度とこんな家に来ない」と泣きながら言おうとするが、耳が遠くなり、言葉が出てこない。
どうしようもなくなった僕は、庭のプールに身を投げうち、息ができなくなったところで目が覚めた。
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明日は祖父が施設に入っているので、ひさしぶりに顔を出しに行く。
弟は転職するらしい。
僕は実家を出て、あまり実家に寄り付かなくなったが、弟は両親とよくケンカするにも関わらず、よく実家に帰っているようだ。
僕は実家にある自分の荷物を全部引越しの際に動かしてしまったせいか、自分の家である感覚が日に日になくなっている。加えて、徐々に硬直化していく両親に会うのが若干苦手で、足が遠のいている。
嫁が僕に言って、ずっと心の片隅に引っかかっている「弟の方が可愛いんじゃない」というセリフがいまだに頭の中にこびりついていて離れない。
そんな嫁は、弟の結婚式の際に引き出物の作法が誤っているという件で揉めて以来、弟夫婦とは関係がない状態が続いている。
嫁はうちの両親が苦手だ。それと同時にうちの両親もだぶんそうだ。
こんなはずじゃなかったと、なんど思ったことかわからないが、次生まれ変わったら、パートナーの家族と仲良くいられる相手と巡り合いたい。
ずっと会い続けるのは大変だしつらいけど、どう頑張っても自分の親ではあるし、愛している。こんな鬱屈した感情と付き合ってくれる相手。それは高望み過ぎるだろうか。
難しいのであれば、せめて理解できる相手は難しいだろうか。
嫁のお腹には二人目の命が宿っていて、そろそろ家でも買いたいねという話も出始めている。もう自分の為だけに生きているわけではない今、その将来への不安が夢となって出てきたのか。
自分だけの人生は、もういろんな人の人生になり、そうして歳を重ねていくのかもしれない。
答えはみつからないまま、季節は夏に変わる手前まで来ている。
仕事中にケータイの通知が出ていたので見たら、どこかのドラマで見かけた棒状のものの写真が送られてきた。
その青い線の示す意味がわかりかねたので、写真に映りこんだ商品名を検索し、その意味を理解した。
妻は混乱しているようだ。
一人目の時に癒着胎盤を起こし、その止まらない流血から緊急搬送された妻は「寒い。寒い。」と消え入るような声で訴えていた。
今でもあの冷たい廊下と、どこか浮ついた深夜警備員たちの雑談が、なにか非現実的に思えて、妙な記憶として脳にこびりついている。
14リットル。
その輸血量は、成人の全身血液三人分に該当した。
二人目を望むか。
自分の生が脅かされる可能性を否定出来ないまま、かと言って二人目を迎えた賑やかな家族としての将来を望むか、曖昧な結論のまま、なかば成り行き任せで来てしまった。
積極的には望まないが、否定するものでもない。
その曖昧な態度のツケか。
「あなたならどう思う?」
「自分なら、死んでも自分は困らないから産むかな。残された人達には悪いけど、呪いのように自分は残り続けるし。死んで困るのは自分じゃなくて周りだと思う」
「そう。私はまだ子どもの成長を見届けたいよ」
「そうだね」
産んで死ぬ後悔と、止めてしまう後悔と。
果たして、どちらが留保のない生の肯定なのだろうか。
答えは見つからない。