りとすら

書きたいことがあんまりありません

人になっていく

子供がそろそろ半年になる。

 

子供を見ていて一番感動するのは、身体性を獲得していくその過程にある。

昨日まで何もできなかった生き物がだんだんと見様見真似で人の動きになっていく、人になっていく。

 

彼女の側から見たら、そんなことは記憶にすら残っていないのだと思うけれど、いろいろな思いをこめて見つめてしまうのは、やはり親になったなと感じる。

 

子供に全てを賭ける気なんてさらさらないし、彼女は彼女の人生を歩んでいくと思うから、せめて可能性だけは無限大に確保してあげたいなと思っている。

 

痛みから何かを学ぶこともあるし、うまくいかないことから何かを学ぶこともある。彼女にはタフになってほしい。ひたすらにタフに。

 

「どーせ失敗したって死なねーからやるだけやったろうじゃん」って感じのカッコいい女の子になるといい。

 

あなたにはあなたの人生があるから、それを謳歌して。死ぬ瞬間まで。