劇場版『君に届け』
要は多部未華子を認めるのかどうか。 少女マンガ流のモノローグ処理がほとんどなく、原作とは違ったイメージなのかな。純正の邦画って仕上がりでした。演技の機微だけでストーリーを構築した演出力は素晴らしい。メインキャスト以外の演技力が難点だったかも。
そのキャスティングが妙。
爽子はもっと美少女イメージだったんだけど、多部未華子なのかなー?でも美少女だったら感情移入できんし・・・フクザツ。
三浦春馬のサワヤカイケメンっぷりには驚愕。イケメン好きなので、たまらんw
蓮佛美沙子は相変わらず美少女。ヤンキー座りに萌えた。気になる人はテレビ版「七瀬ふたたび」見ると良いよ。
これを女子版萌えマンガじゃね?とする一部の向きもあるけど、アンジェリークか?と言ったら違う気がしていて。
未熟な自分をありのままに受け入れてくれているワケではなく、主人公の成長と他者との交流がテーマなのが心地よい。成長物語はすがすがしい。
思わず涙ぐんだのはこのセリフ
独りでいることに慣れ過ぎて。
自分の感情に鈍くなってるんだよ
余談ですが、アニメ版のオープニング曲が好きです。