りとすら

書きたいことがあんまりありません

答えなんてないって答えを素直に受け入れろ

就職活動に答えなんてありません。
就職なんて十人十色です
自分なりの就職をしてください

 というありきたりな文句を何度見てきたことか。就職活動が情報戦になればなるほど、こういった文句をよくみかけることになる。いったいなにが大切なのか。


 答えがないということを真摯に受け止めること。


 マニュアルがないからこそ、判断基準をどうやって早く準備するのかが重要になってくる。またそのための手段をきちんと用意することが大切になる。


 いちばんわかりやすいのはスピードと安定という基準。この基準をもとに考えれば、従業員を多く抱え業界で一定のシェアを獲得している安定している大企業なのか、伸び盛りで先鋭的で新たな業界を作り出そうとしている企業を選ぶかが判断できる。
 また、同じことの精度を上げていくのか新しいことにトライし続けるのかといった基準も用意できる。ルーチンワークはつまらないという考え方はまったくもって誤解そのもので、ルーチンワークの真髄をまったくもって理解していないだろう。同じことを極めていく末に何が見えてくるのか、技術系の人間にはたまらない快感がそこにある。


 判断基準を作っていく手段としては、とにかく行動すること。行動し、いろんな人の話を聞き、いろんなことを体験していく中で感じるものを元にする。「なんか嫌だな」「なんか好きだな」「びみょー」って感覚を覚えたら、そこで考えればいい。なんでそんなこと思うんだろうって。対比で物事を考えたほうがわかりやすいもんね。


 結局、「やりたいこと」なんて用意しなくていいんだよね。「志望動機欄」には嘘でも書いとけ!