りとすら

書きたいことがあんまりありません

ラジオのインタラクティブの行方〜J-WAVEを中心に

動画サイトやら視聴サイトが盛り上がったりしているから、たいていの消費者ってそういうのを中心に自分の尺度だけでCD買ったり、DVD買ったりすることになってて、一時期マーケティング業界で流行った(今でもmixiとかでやってるけど)「口コミマーケティング」の手法って時代遅れになってる。


そんななかで、従来の「CDを売ることを目的とした」ラジオっていうメディアはどうやって生き伸びていくのかっていうのをJ-WAVEのサービスを使ってて感じた。
―――J-WAVE 81.3 FM RADIO WEBSITE


ラジオのインタラクティブの精度と性能の高さは、ブログとかで好きなものをずっと追っているときにおススメされているものを購入するかどうか決定するよりも、高いと僕は考えているのですがその「ユビキタス」的なはしりをJ-WAVEは実践しているのかと思っています。
BlandnewガジェットというものをVistaに導入して愛用していて、アクセスの速度がケータイのラジオに比べて高いから使いやすい。


特に若年層のパソコンからの距離っていうのは、大学生をしていても感じることで、ケータイしか使いこなせない人は多い。でも、あきらかにパソコンに慣れてしまえば、パソコンのほうが早い作業ができるし、自由度も高い。ここをブレークスルーするためにはauのリスモとかのちゃっちいサービスに頼らないで(それでもある程度の商業的成果はあげているようですが、音楽業界に貢献しているかというと疑問です)ダイレクトにCDを売っていくためのツールを用意してあげたほうがいいんじゃないでしょうか。


人間には物欲がある以上、データを所有する欲求よりも、CDを所有する欲求のほうが強い。この価値観にコペルニクス的転回がなければ、まだまだ従来の市場価値でCDを売っていくことが大切なんじゃないかと思うんです。