りとすら

書きたいことがあんまりありません

仕方がなくて

 昨日の夜になんだか寝付けなくなってしまってそれならいっそのこと限界まで起きてみようかなとまた変な思い付きをしてしまったので空が明るくなるぐらいまで起きていてだめだ糞と思いながら寝た。


 起きてみたら意外と寝ていなくて、でも二度寝するには暑すぎたのでとりあえず起きてお昼になっていたのでとりあえずご飯を食べよう冷蔵庫を開けてみたけどそこには何もなくて、そういえば冷凍のチャーハンあったじゃんって思って冷凍庫からチャーハンを取り出してレンジに放り込んだら弟が返ってきたので、おかえりと言った。


 気づいたら昼寝をしてしまっていて、起きてからだらだらしていたら昔好きだった先輩から着信履歴が残っていたのでかけかえしたら電車の中にいるらしくてメールで返信が返ってきたのでどんなものかと目を通してみたら、なんだか支離滅裂だけどとにかく彼氏と言葉がすれ違うからナーバスなんだということだけはわかった。


 この人は以前からそんな感じで俺にとっては迷惑な女っていう印象が強くて、でもなんで好きだったんだろうと思ったら、たぶんそれは容姿だということを認めざるを得なかった。


 いまでも自分が好きな女の人のタイプがよくわからないのは、たぶん出会った女性の数の絶対数が圧倒的に少ないからなんだとは思うけど女性と男性で言語能力が違うから男の俺は女性の言語フィールドにいまいち踏み込めてない感じがしてその初めからして難しいことであるってこともあると思う。


 なにが違うかは具体的にはよくわかんないんだけど、何かについての違いを考えるよりも、言葉そのものについて俺の思考は移っていった。


 人間は物心ついた時から言葉を使っているけど、とうぜん文章とかで考えているわけではなくて図式化されたイメージをつかって言葉のやり取りをしているから、そのイメージが伝わらない時にすごく悔しかったり孤独になったり感じたりするんじゃないか。
 実際に孤独になるとか悔しいとかの気持ちもあるとは思うんだけど、なんだか問題はそれだけじゃなくてあふれ出てくる悲しみっていうのは自分の言葉が相手と共有できてない悲しみも大きいような気がする。
 特定の感情がつたわんないことに悲しんでいるとともに、感情が伝わらないこと自体に悲しんでいるっていうことなんじゃないかとか考えたのはいいんだけれど、話をする相手がいなかったので話題が膨らまなかったからちょっとつまんない気分になった。