りとすら

書きたいことがあんまりありません

コードギアス

あえてずーっと触れなかったんだけど、
やっぱりこれについては書かなきゃならんでしょ。


というわけで話題になっとります
コードギアス 反逆のルルーシュ」でございます。げふっ。ホントはOPこちらPVです。ジンです。
しかし、あんまし評価よくないようですね、ジン。
俺はわりかし好きなんだけどなぁ。


コードギアスといえば、監督!谷口悟朗!!
といえば、「無限のリヴァイアス」!!


リヴァイアスをリアルタイムで中学生のころに見てたんだけど
すっげー影響うけてて、今でも一番のアニメだと思ってる。


コードギアスの凄いトコはねぇ、
毎回毎回の緊張感が溜まらん。


ふつーのアニメならば、まとめに入っちゃったり、
つなぎの回っていうのがどうしても出来ちゃうので
なんか緊張感が続かなくて、飽きちゃうんだけど、
この作品にはそれがない。素晴らしい。



テーマ的には
メディア論、国家論、国際戦略論と器としての国についての概要があって、
それを埋めていくように、
主人公のトラウマ、ライバル、組織マネージメントなど密接にすべての要素が絡み合っている。



オトナが見て面白いアニメだけが生き残っちゃうのならば、
日本アニメ、強いては世界のアニメにとって未来は無いけど
それぞれの全ての世代に向けた表現が成立しうるのならば、
それでいいんじゃないか。
むしろ、個別対応的な娯楽が今後の世の中に求められていくんじゃないか。
だとすれば、アニメの喜びを享受できる世代の上限がニュータイプだとして、
そのひとたちが老後を迎える20、30年後を視野に入れていかなければならないだろう。
日本のアニメ業界に栄光あれ。


この監督の自覚的なところは、キャラクターの属性をきちんと網羅することによって
ファンサービスが徹底しているトコにある。
「ダブル主人公システム」
「謎のツンデレ少女と同居」
「特殊な超能力(ギアス)の設定」(による視聴者の妄想)
「お姫様」



SEEDと似通っているようで、その監督としての才能差は歴然。
続編の制作ももうすでに決定しているようで、
しばらくこれだけでご飯食べれそうです。