りとすら

書きたいことがあんまりありません

別れの瞬間は闇を伝って

ちょっとだけ
あの女の子のことを思い出した。


アレだけ嫌っていたのに、いざ別れが来てみると
案外寂しいものなんだね。


そうか「別れ」っていうものは寂しいものなんだ。
なんだかんだ言っても、
同じ釜の飯を食った仲だし、
あっちだって馬が合わないのに
よく合宿なんて2ヶ月間を過ごせたもんだね。


これから、
多分僕らは出会う事がない。
人生のレールが一時期交差しただけで、
もう交わることはない。
そう思うと、
嫌いだった貴方にも、すこし感慨深いものがある。

別れを通して、人間が成長していけたらいいのだけれど。