りとすら

書きたいことがあんまりありません

人の変化

春休みの話をしようと思う。
受験も終わり、何故だか忘れてしまったが、
小学校のとき通っていた塾の先生が焼肉を奢ってくれる事になった。

その帰り道、もう一人の友人は終電があったが、
自分はなかったので、友人を送り出した後、先生の車で送ってもらうことになった。
そこで、いろいろな話をしたんだが、いまでも鮮烈に脳裏によみがえる言葉があった。

「人って人を通じてしか変われない」

その時はそうでもなかったんだが、数日間にかけて噛み直してみればみるほど
真実を突いている気がしてきた。
それまでは「人って変わんないじゃないですか」とか言ってたし、
「馬鹿は死ぬまで直らない」が信条だった。
そんな自分が変わってしまれたこと自体が
人によってしか変われないことを指し示していたから
どうしようもないジレンマに陥ったのだった。

「人を通じて人は変わる」

ということなのだろう。