りとすら

書きたいことがあんまりありません

ファウストの流れ

ファウストvol.4素晴らしい。
若干スピードが落ちた部分もあるが、
未だにトガリ具合がいい感じ。
最高速度で急カーブにつっこむ車そのものがここにはある。
もはや、この流れは誰にも止められない。
これが、新たな文学のスタンダードになる。
そう確信させられた。

また根拠のはっきりしない文になってしまったが、
素晴らしい物に余計な装飾は不要であるし、
他に適切な形容詞も見当たらない。

なかでも、リレー小説が秀逸だった。
各々が周りの人間が恥ずかしくなる程の主張をする。
馴れ合いナシの真剣勝負。
ファウスト全体を覆う太田編集長の女々しい程のプロパガンダ。


恥ずかしがらずに夢を語れる、
そんな大人達が作り上げた雑誌ということ自体が嬉しかった。