りとすら

書きたいことがあんまりありません

作品が薄っぺらいと、キャストを見るしかない

 厚みのある作品は批判も称賛も受ける。厚みのない作品は黙殺される。

ワースト・・・1位の『遠くの空に消えた into the faraway sky』は久しぶりにどうにかなりそうな映画だった。映画Blogとして敢えてこれを褒める手もあるんだろうけど(笑)、寓話とか寓意で片付けるのも乱暴な作品にひっくり帰りそうになったんだけど。久しぶりに映画秘宝の“死んで欲しい奴”に投票しようかな・・・と思ったね。
―――今日のお題・・・・・・・・・・『8月の俺ベスト3』(邦洋別) - HOGHUGの日記

参考wikipedia:遠くの空に消えた
  神木隆之介大後寿々花小日向文世三浦友和大竹しのぶといったキャストしか見るところがなく、散々だったからで。
 ストーリーが陳腐なのはまだいい。キャラクターが陳腐で、画が陳腐で・・・ってなったら、視聴者はキャストに頼って見るしかなくなっちゃうじゃないか。豪華声優だけ集めたアニメなんか誰が見る。って。




 U16の俳優(子役)には光るものがあって、それは例えば志田未来だったり福田麻由子だったり神木隆之介だったりするんだけど、そこにはロリやショタを超えた可能性を感じる。完全なる素の自分が確立されていないからこそ、柔軟に演じ切る天才子役は奇跡を起こせる。

 大後寿々花といえば「セクシーボイスアンドロボ」のニコ役が記憶に新しい。あれを13歳の子供が演じていたと考えると、今後が楽しみでしかたない。*1

*1:今思うと、ドラマとかでの端役の子供の顔はだいたい覚えている。そんな自分が怖い