りとすら

書きたいことがあんまりありません

岡崎京子的ななにか

http://www.asahi-net.or.jp/~aq4j-hsn/okazaki/index.html
マンガを好きな人に対して
こんなことをあらためて言うのも憚られるんだけど
岡崎京子っていう、時代を切り開いた漫画家がいる。



岡崎京子は今の少女漫画の
すべての基礎になったといっても過言ではない漫画家だ。
あの大塚英志大塚英志については以前解説したので省略)
が編集をしていた、ロリコン雑誌『ブリッコ』あたりから
デビューするわけだけども、
80年代のニューエイジだった彼女のような女の子にとって、
「少女漫画ではない何か」を書くことしか出来なかった漫画家は
「エロなら書ける」というのが、その時代のやり方だった。


こうして、今の本屋の一角に
岡崎京子的な何か、という一角が誕生することになる。
今では、FEELYOUNGなどで活躍中のジョージ朝倉
働きマン」の安野モヨコをはじめ、
すべての少女漫画に影響を与えている。


1996年5月、彼女は交通事故で重傷を負い、
漫画を書けなくなった。
今どうなっているのかよくわからない。