渋谷のアミューズCQNという映画館に行ってきました。
映画館的には80点ですね。座席の段差が多めに取ってあって良いカンジ。
マイナスなとこはビルの構造がわかりにくいトコ。
エスカレーターに乗る前に前売り引き換えしなきゃいけないことを明記して欲しいです。
でタイヨウのうたを見ました。
あらすじ
紫外線あたれない難病XP(色素性乾皮症)の少女、雨音薫(YUI)は1昼間の高校に通えない。薫は、夜になると駅前広場に出てギターの弾き語りをしていて、そんな彼女にとって、早朝にサーフボードを持ってたたずむ1人の少年(塚本高史)を、部屋の窓から眺めることが密かな楽しみだった。ある日、夜の街で少年と遭遇した薫は、勇気を振り絞って彼に声をかける。夏休みに入り、薫と少年・孝治はやがて親しくなり、月の下でデートをするが…。
感想
XPという設定を上手く生かし、昼夜がめまぐるしく変化するところが色彩的に面白かった。
完全に対照的な2人が完全に違う時間を生きていて惹かれあうという逆説。
これこそが恋愛を脚本化する醍醐味なんだろう。
YUIは演技こそ微妙なものの、自然体で演じられるシーンは特に光るものがあって、
役者としてもいけるんじゃないかと思ってしまった。
もちろん父親役の岸谷五朗、母親役の麻木久仁子ナシにはこの映画は成立しないあやういモノだけれど・・・
やっぱ岸谷五郎は素晴らしいね。うん。オヤジ役もぴったし。
特にこの映画の特色といえばYUIのストリートライブのシーン。
井の頭公園でよくストリートライブを聞くのでリアリティがあった。
本当に上手い人の周りには人だかりができるんだよね。