りとすら

書きたいことがあんまりありません

「波状言論S改 社会学 メタゲーム 自由」

ふぃいいい。やっと読み終えた。
波状言論S改 社会学 メタゲーム 自由」
そーかマルクス主義っていうのはやっぱおおきい流れだったんだなぁと実感。
正直、鈴木謙介が「未来がない」といった趣旨のことを発言しているが、
俺らの置かれた状況は、彼のそれよりも酷い。
鈴木が76生まれ。俺らは86。
この圧倒的な十年は完全に俺ら大学生が骨抜きにされるのに
十分な時間だったんじゃないか。と思う。(俺が不勉強なだけ!?)


つかこーゆー言論の場に注目できている大学生ってどんくらいいるんだろう。
まったく疑問だ。つか、あまりにベタにアカデミックな議論っていうのは
年配の人にしか届いていないのではないだろうかというのが正直な感想。


で、実際の本を見てみても、
第三章 再び自由を考える
大沢真幸+鈴木謙介東浩紀
の章しか面白くなかった・・・
いくら言論的な本だからといって、面白さを排除してはいけないでしょ。


そーいや3年の院に行く先輩に何やってんすか??ッてきいたら
「カントやってる」って応えたとき、
「それマジで意味あるんですか??」って聞きたくなったのは、正しい認識だと思う。
ちなみに院に行く先輩はマルクスかぶれの中東事情に興味があるお方。
彼の将来に幸アレw