- 作者: 東浩紀,北田暁大
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2008/04
- メディア: 単行本
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なんかなー。やっぱ読めない。
ナショナリズムって、ネトウヨとかの「そこからじゃないと自尊心満足できませんよ系」とか「田舎のヤンキーあがりなんで共感を用意するための言説としてトライブとか右翼とかもちだしますよ系」しか思い浮かべられなくて。
どうもアクチュアルな話題じゃねー。ぼくにとっては。
政治に関する興味は大学生になってから薄れました。あんなアナログなことやってられっか。
政治に関する話題は、むりやりナショナリズムを「あえて」語るなんていうアクロバティックなパフォーマンスするから、ネトウヨとか生まれてくる気がしていて、それらを上手く回収しつつ場の空気を盛り上げていくには、共感要素の強い「セキュリティ」の問題を語っていった方が、はるかに政治的じゃないのか。
国民性とか国民感情とかって、結局のところ「それでしか自尊心満たせませんよコンプレックス」の現れにしか見えない。
ぶっちゃけたところ、たまたま生まれた所が日本であって、ぼくは日本の良いところをたくさん知ってるけど、それはたまたま生まれて育ったから湧いている情もあるとラジカルに認識している。
だから静かにわかりやすい形で、「和の心」とかいう懐古主義的な右翼に回収されることなく、「日本って治安いいよね」ってところあたりから客観的に発進しべきじゃなかろーか。