- 作者: ジョージ朝倉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もう10回以上も読んでる。これとか、モロに影響を受けている。
普通の人生を送りそうで怖い。何もできないまま死んで行きそうで。内定決まってっし。ラッキーじゃん。いや不幸だろ。なんだかんだ言ってふつーなワケ?何者にもなれないわけ?そんなんじゃ自伝書けないじゃん。なんか面白いことせにゃ。
今怖いこと - りとすら
ほら私達は ただの友達じゃん 一生側にいれる訳じゃない あーそれ ずっと考えないようにしてた事なのに!!!
ねえ もうちょっと気付かないフリして遊んでようよ
ちょーしの良いことばっか言ってるアキラとか、なんだかんだ言っても自分の道を進むショーコとか、自伝のためのネタとして結婚しちゃうケンジとか、「肩肘張って生きてたくないんだよなー」と共感する。
ありきたりな「恋をして→付き合うことになって」という「ハッピーエンドは、かくあらねばならない」という固定観念ってウソくさいじゃん。(大塚英志がネームを見ているんだけど、同じようなことを言っている)あまりに妄想フィクションすぎて、感情移入できなくて、楽しめないし、そこから何かを得ることができないじゃん。*1
もっと現実のウソっぽさ、ネタっぽさを斜め上から眺めて笑っていようよ。というマンガ。事実は小説よりも奇なり。と。
エンディングでハッピーエンドを迎えると、その後のキャストを想像しにくくなるし、僕なんかは「あー、どうせ。彼らは付き合うことになったけど、1年後とかに別れるんだろうなー」とか感じてしまうので、平坦な日常、エンディングの後のキャストのその後を垣間見せてくれる作品が好きだったりする。
とっても退屈で、とっても素敵な映画を見ているような感覚になる。
まー人生の悩みなんて、どーせウジウジしててもしょーがねーしな。と前向きに諦めることができる。
*1:エンターテイメントとして読めばいいけど、さ。