りとすら

書きたいことがあんまりありません

村生ミオ『サークルゲーム』

サークルゲーム 1 危険な秘密 (秋田トップコミックスW)

サークルゲーム 1 危険な秘密 (秋田トップコミックスW)

 愛憎モノ。前半部分はバブルの時代を感じさせるけど、後半部分はサスペンス。村生ミオを知ったのは「BLOOD RAIN」からだったので、過去の作品に触れる機会があって良かった。
 こういった刃傷沙汰溢れる作品が好きなので、坂辺周一の『レイプ』とか歪んだ世界を書く漫画は尊敬に値する。松本光司の過去の遺物『クーデタークラブ』も好き。
新レイプ 3 (3) (芳文社コミックス)

新レイプ 3 (3) (芳文社コミックス)

クーデタークラブ 1 (ヤングマガジンコミックス)

クーデタークラブ 1 (ヤングマガジンコミックス)


 ただドロドロした漫画ってのがどういった人種に読まれているのかあやしい所があって、こういった漫画はフライデーなんか週刊誌のルポ記事方面に追いやられていく運命にあるので、もっと表現の自由を!と叫びたくなる。