りとすら

書きたいことがあんまりありません

「何かおもしろいことない?」と聞いてしまうメンタリティについて

「何かおもしろいことない? なんか楽しいことない? 何かいいことないかしら?」と口にするようであったら、今日からやめましょう。そういう言葉をたびたび使うと、自分の潜在意識に「自分には良いことがない」と、しょっちゅうインプットしている状態になってしまいます。

何かがしたい。彼らにも、満たされていない内発的動機づけがあるのです。

 ついつい言ってしまう「何か面白いことない?」という質問は日常会話としてありふれているけど、あまり褒められたものじゃないだけじゃなく、あなた自身の消極的なメンタリティを曝け出してしまっているよ!
 気持ちはわかる。前向きに面白いことを探そうという希望と、「あーあつまんないな」という諦めの混ざった発言。


 アンテナを増やすことが大切で、直接面白いことを増やすんじゃなくて、面白いことに近い人や近いものとの接点を増やしたいんだけど!という感覚を持つことが大切なような気がする。
 プロダクト・ポートフォリオマネジメント(products portfolio management / PPM)を考えない企業の将来性があまりないように、人間にもPPMが必要ではないか。ということだ。*1問題児をあえて作り、それを育てる。100個の企画と一つの成功。そんなもんだ。


 手段と目的をきちんとわけて、段階的に分析・細分化を繰り返し、結論を全体性をもって出す。
 ただ「何かおもしろいことない?」と問うだけでなく、問うたあとになぜかを考えたい。