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りとすら

5年ぶりくらいにブログリハビリ中!!

ポニョってきた

映画、その他映像

 正直言ってしまえば、「スカイクロラ」は駄作。ポニョが傑作だった。

生の生き物っぽさ

 津波のシーンで鳥肌が立った。
 アニメ映画で一番大切なのはストーリーでも音楽でもなくて「画面上で観客に見せている絵」がすべて。キャラクターの構図、背景、絵のトーン、色調、キャラクターの動きなど、「魂は細部に宿る」。
 わくわく、どきどきしながら画面にのめり込むことができる、必要最低限のストーリー。それでいい。


 STUDIO4℃を彷彿とさせる自由度を持っていながら、若さに任せた混沌さでなく、ある程度統制されたかたちで生命体の蠢きを表現しきっているところが素敵。

マインド・ゲーム

マインド・ゲーム

 こういった生き物っぽさを表現するマンガも愛読しているので、五十嵐大介とか好きな人にも堪らない感覚。
魔女 第1集 (IKKI COMICS)

魔女 第1集 (IKKI COMICS)

海獣の子供 1 (IKKI COMIX)

海獣の子供 1 (IKKI COMIX)

 言ってしまえば主役が5歳児(まあソースケはちょっとシッカリしてるとこもあるけど)になっているおかげで未分化な生き物っぽさを増長させている。少年少女のボーイミーツガールですらなく、オスメスの愛欲すらない地平での出来事である感覚。かわいいのモノに対して向けられる執着。
 子供が笑うのは、そのほうが周囲の者に対して好意的にアクセスできるからであって、本当にうれしいから笑っているわけではない。って説には賛成ですね。笑顔は好意を表現するものではない。


 その気持ち悪さが新しく面白い。

子供は常に人間という規範から外れてきた。つまり確立した自我を持ち自らの意思に従って行動するものを人間と呼ぶならね。では人間の前段階としてカオスの中に生きる子供とはなにものなのか。
―――イノセンス

 という。
 ちなみに塾の小6(11歳)を4時間連続でしごくと、5歳児位の反応を返してくれるようになります。かわいいし面白いんですが・・・

ブリュンヒルデ

 北欧神話中毒者には、名前を聞いた瞬間にストーリーをすべて思い描けるのですが。蒼穹のファフナーあたりにも出てくる→ブリュンヒルデ・システム

ブリュンヒルデは「戦死した勇士たちを天上の宮殿ヴァルハラへと迎え入れる」ワルキューレの一人であり、北欧神話の主神オーディンの娘である
あるとき、ブリュンヒルデオーディンの命令に反し、異母弟ジークムントを守ろうとし、オーディンの怒りに触れ、ブリュンヒルデは神性を剥奪、炎の岩山で眠りにつかされる
そして時が経ち、ジークムントの息子であるジークフリートの接吻でブリュンヒルデは目覚め、二人は見詰め合った時から恋に落ちることになる
ヤンデレ辞典 - ブリュンヒルデ

 ヴァルキリーなので、「ソースケは死んでいる」という読み方をしてセカイ系だと断定する→最終兵器彼女アニメ版。という読み方をできないでもないwwwヴァルキリープロファイルもびっくりだな。(そーいやトトロにもそう言う話があった。)
 津波で母がひまわり行っているあいだに家が水没して、眠っている間に本当に永眠しちゃった!っていう。

蛇足

 フジモトに対しておばーちゃんたちが投げかけた「いいひとなんだろうけどね・・・」というセリフが面白かった。

何となくジブリ評価

id:kingworldくんへ

AAA ラピュタ ナウシカ ポニョ←ココ

AA  もののけ

A トトロ 魔女

BBB ハウル   

BB  耳すま ぽんぽこ

CCC ゲド 豚 おもひで 千と千尋

 個人的趣向だがもう二度と見たくないモン多いな。。どーでもえーんすわ。

以下、参考

「名指しの暴力」というものは感じました。

宗助がやったことは「ブリュンヒルデ」(作中でたぶん一回しか出てこない)に「ポニョ」と名をつけることだけで、たったそれだけの行為が人魚のお姫様を人間になりたいと思わせるほどの暴力的な力を持ってしまうこと。
http://d.hatena.ne.jp/cervezamana/20080808/1218227128