平成19年度下半期芥川賞受賞作
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- 作者: 川上未映子
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とにかく前半部分のガジェットが数多く散らばりすぎていて読みづらいし意味が伝わってこない。評価できるのはラストの軽快なカタストロフだけなんだけど→卵を頭にぶつけてぐちゃってなってそれがどうしたという?
選評の石原慎太郎いわく「この作品を評価しなかったということで私が生涯慙愧するということはおそらくあり得まい」というのも納得できる。
きちんと哲学やら勉強してきたし、ホステス経験もあるんだから知性も経験も十分に備わっていると思うので、読者に伝わるガジェットの配置の仕方を考えてほしいなと思う。更なる洗練!
次回作品以降で読み手がつくかどうかが勝負?