読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

りとすら

5年ぶりくらいにブログリハビリ中!!

はてなダイアリーやってたら女の子にモテたよー

やったー! はてなダイアリーやってたら女の子にモテたよー\(^o^)/

 なんだかよくわからないけれどこのブログを読んで僕自身に興味を持ったという女性に会うことになったので何の気もなしに会ってみることにしたのは基本的にぼくが何も考えていないからで特に下心があったかどうかと言えばあったと言わざるを得ないけれどそれだとあまりにも不健全すぎるので表面上は彼女の幻想の灯を消さないように懸命に振る舞おうと思って集合場所に向かった。


 集合場所に着いてみたのは集合時間の15分ほど前だったのでそのビルを行きかう男女に対して視線を向けていたんだけどカップルに対してぼくはどんな感情を抱くのか自分でもよくわかっていない。就職活動中に見かけるカップルは全滅すればいいと思っていたけれど今ではそんな執着が無くなっているのはぼくがあらかじめ女性にモテることに対して諦めてしまっているからなのかもしれない。ルノワールでアルバイトを始めてからそろそろ一か月経つけれどそこでたくさんの男女の別れを見すぎてしまっているせいか男女関係というもの対する妄想が確実にしぼんでしまっているのかもしれない。


 そんなことを考えながら彼女を待っているとケータイにメールが来たので返信しようとケータイをいじっていたら後ろから声を掛けられて振り返ってみるとその彼女がそこに立っていた。


 ネットの住人と言えば芝居や音楽や声優やアニメやらの人々と会うことが多かったのでその中でも最悪の状況を想像していただけに登場してきた彼女があまりに想像とかけ離れていたので驚きを隠しきれずにいた。なにより可愛い。どうしよう。という悲鳴だけが頭の中をぐるぐると駆け巡った。


 目的のカフェに到着しお仕事大変ですねと定型句を引用しながら会話の糸口を探しだしながら水を飲む。はじめましてからはじめる独特の気まずい空気が僕ら二人を取り巻いていく。はじめて二人っきりになったときにはとりあえずご飯に行くのは定番だけれどそれはご飯の話をしていれば共通の話題が見つかるという浅はかだけれど賢い選択をしているわけで誠実な選択だと思える。


 彼女が食べ始めながらぼくは何の話をすればいいのか戸惑うことになったのは案の定だったので社交辞令的にいまの仕事の話や大学生活の話から会話はスタートした。


 人間は自分が時間を割いている物事に対して自動的に記憶や思考が働くことになるから今のその人が何をやっているのかという話をし始めることでその人の人となりがおぼろげながらも見えてくるんだけど彼女に関する話をぼくがズケズケと聞いていくのはなんか違う気がして彼女に関することにはあまり深入りしないようにお互いの共通点について試行錯誤を繰り返していくぼくの対面の彼女は僕自身に興味があるらしく、ぼくは安心して彼女の質問に対して全力で答えようと注意力を向けた。


 彼女の興味がぼくに向いていたことが功を奏してぼくはぼくの話をずっとしていくことになったけれどぼくは「ぼくが好きなものに対してなんでそれが好きになったのか」という質問に対して答えを用意できなかったことが悔やまれて仕方なかった。ネットでのぼくは理性的に物事を語る/語ろうとすることで輝く存在なのに関わらず現実世界では目の前の女性に怖気づいて言葉を選んでしまうちっぽけな21歳にすぎないのかもしれないなと思わざるを得なかった。無駄に繕いたくないとは思うけれど人の期待には応えていきたいと常日頃から思っているのに。


 話が途切れてしまうたびに絶え間なく質問をしてくる彼女はとても元気だ。ぼくは元気な女性を目の前にして生き生きとしている女性は輝いて見えるなと思いつつ学校からの帰りの電車でよくみる額に油が浮いた疲れ切ったOLたちに対して抱いたのと同じ感情をいだいた。
 彼女/彼女たちが生きているという圧倒的現実。


 生き生きしているものを見ると嬉しくなってしまうのはぼくが本来的に動物であって生きている者に対して興味がわいていくからでバイト先の受付嬢とよく遊びに行くのもそういうのが原因だと思ってしまう。教室の隅で本を読んでいるタイプと言えどそれはビジュアルで言えばの話であって、それはぼくの女性経験の少なさから来ているフェミニンなモノに対する拒否感かもしれないけれど、本質的には生活感がある女性に興味を惹かれるのはぼくの動物的な側面だ。
 という話をできたら良かったんだろうけど、実際にしていったのは僕が恋に破れていく物語ばかりだった。


 ぼくがもうすこし愛についてうまく話せるときは30歳くらいにならないと来ない気がしているのは経験値が圧倒的に少ないからで運命の出会いや別れを経験していないからかもしれないけれど、こんなことばっかり考えているから運命を信じることができないという理屈もわかる。


 短い時間ながらぼくは精一杯彼女の期待に応えようと頑張ったと思うし可愛い女性と一緒に居れただけでぼくは楽しかったので特になんて言えばいいのかわからなかったけどとにかく「楽しかったです」というセリフを伝わらないかもしれないけれど放った。


 僕は祈る。