りとすら

書きたいことがあんまりありません

「尊厳」と「自由」

軋んだ思いを吐き出したいのは
存在の証明が他にないから
掴んだはずの僕の未来は
「尊厳」と「自由」で矛盾してるよ
―――ASIAN KUNG-FU GENERATION『リライト』

 内定二社目いただきました。でも、なんだろう、ぜんぜん嬉しくない。


 「行く気がない会社受けんなよ」って言われるとまったくそのとおりなんだけど、はたして僕が「行きたい会社」というものが世の中に残されているのかどうかわからない。
 各個撃破型の正当性を用意する手クセやスキルを身につけてしまって、いやな大人になったな。いやな就活生になったな。って思うんだけど、ぼく本体の感情や思考が置き去りにされてしまっていて、最終的に一社以外すべてにごめんなさいと言わなければいけないことに考えがまわっていない。未熟者だな。
 (はっきりいって、おんなじような会社ばっか。個性的な人と個人的な人と個別的な人との違いを5000字のレポートにまとめ切れますか、まとめきれません。本当にありがとうございました。)


 大企業という肩書を手に入れて「尊厳」を確保したいのか、小さなベンチャーの成長の渦の中で「自由」を手にしたいのかというレベルでさえ、判断がつきかねる。未だに僕は僕の人生を自分のものとして確保している気がしないという視座が大きいのかもしれなくて、周囲の思いだとか周囲の期待だとかを考えてしまうと大企業に行った方がいいような気もしてしまう。根本的には優柔不断。


 とりあえず、4月から商社受けます。それなりの理論武装していくので、今までの活動の中と自己PRを変えるつもり。
 こーいったパフォーマンスの場として捉えると、就職活動も面白いんだけどな。不謹慎かw