りとすら

書きたいことがあんまりありません

わかってはいるけど

 面接でしゃべってるときは「僕は覚悟ありますよ。御社で殺伐と鍛え上げられまくりますよ」と言っていて、それでコンサルの面接は通過するわけだけども、ふと家に帰ってきて我に返る。
 ほんとうに俺はがりがりと努力する気はあるのかと。


 口で喋るのは容易い。だけど体が拒否するこの感覚。


 僕の中には「厳しくて経験値を得られる仕事」と「楽だけど経験値が得られそうにない仕事」という二つの分類しかできていないから、迷っているのはわかる。理解はできている。足りないのだ、経験が圧倒的に。


 でもね、人生かかってる。こんなくだらない半年に、僕の人生かかってる。


 もういくら人の話を聞いても、判断がつく気がしない。どうしたらいいんだろうか。


 両親は安定した大企業に行ってほしいと言っている。その気持ちは理解できる。親心だろう。その期待に応えたいけれど、僕の口はそれを拒否する。もういい子じゃいられないし。


 最終的に言う「就職活動めんどい」
 この言葉にすべての複雑な感情が込められている。
 うがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。