りとすら

書きたいことがあんまりありません

採点されない人が強い

 電車のなかで暇なときって何するかっていうと、大体の人はぼうっとしているだけなんだろうけど、ぼくは人間を見ている。すると、どうしてもその人の人生の様子だとかを想像してしまう。サラリーマンであっても会話の内容でだいたいの職業と職種がわかってしまう。現代において人間を語ることのいかに容易いことか。


 ボキャブラリーが少ない人とはなかなか友達になりたくないしなれないんだけど、どうも同じような内容ばかりしゃべっている人たちを見ていると、何が楽しいのかよくわからない。会話している事実だけを確認し合ってるだけじゃないのだろうか。常に新しいフレーズによって刺激を与えてくれる人が面白い。それは採点されない人っていってしまうのがわかりやすいかもしれない。コードの更新作業を怠らない人は情報集積個体としてかなり有能であるし、人物を介して伝わってくる情報にはある種の信頼性が付与されてくるからとても貴重で大切な存在になるんじゃないだろうか。

 いつも新しいことをしゃべれるようにすることは、思っている以上に大切なことなんじゃないのかな。