りとすら

書きたいことがあんまりありません

もはや消費に阻害されている

 今回のエヴァについて、いろいろとネットで妄想をふくらませていたんだけど、久しぶりに原初的なオタクと接した気がして僕の消費はどこへ向かうのか我ながら気になった。

 昔はきちんとオタクらしくデータベースや擬似歴史をかき集めていたような記憶があるんだけど、やっぱり人間は環境で生きるもので大学に入ってから周囲にオタクらしいオタクがいなくなったことがあって、オタクらしい生活態度そのものを取らなくなった。オタクと一概に言っても様々なタイプがいるんだけど、ガンダムの擬似歴史を保管したり、ロリフィギュアを消費したり、とにかくデータベースを消費することで成り立ってる。*1それがない。

 そういった「かつてオタクだったけど、今はオタクじゃなくて、でも足を洗う気もない」っていう中途半端オタである自分はオタク消費体系から完全に隔絶されてしまっている。生活傾向がなければ消費を起こすことはないから、これから僕の消費はどこへ行くのかと気になった。

 自然な形で決着する未来が僕には見えるけれど、自然な脱オタの世界ははたして楽しいのだろうか。オタク世界は自分と対峙する必要性からの完全なる逃避/飛躍であるだろうと思うけど、それが脱オタによって現実と向き合う必要性が突き付けられる。

 でもそれはそれで面白いのでいいかも。

*1:データベースそのものの成立についてはあんまし考えない方向で