- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/03
- メディア: コミック
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なんかいかにも「サブカル代表です」という扱いをうけている。主にマンガオタが消費していて、「浅野いにお凄いんだよ」って会話が全国のマンガ好きなOLや大学生のあいだで交わされているんじゃないだろうか。
郊外のファスト風土化に子供たちが忘れ去られていってる。って風景を思い浮かべてしまう。
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/06/17
- メディア: コミック
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なんといってもターニングポイントは問題作
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: コミック
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「虹ヶ原」という土地を舞台に、小学校の同級生たちの過去と今が交錯する…。子どもたちのうわさ、トンネルの中の怪物、家族の秘密、蝶の異常発生……あらゆる糸が絡み合い織り成す、新世紀黙示録。
という内容なんだが、いままでの乾いた郊外の風景と違うのはそれが決断を迫っているところにある。「終わりなき日常を生きる」なかでオビに「こんな作品はもう描けないと思います」という浅野いにおは描く。
強い意志を持ちな。
もっともっと強い意志を。
この作品の黙示録性*3は阿部和重の「シンセミア」に匹敵するぐらい*4で、黙示録らしく円環構造を形作っている物語構造なんだけども、暗い。鬱マンガと呼ばれても仕方ないほどに。
そこでの
- 作者: 浅野いにお
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チラシの裏みたいな「ソラニン」はサブカル人にしかウケないかもしれないけど、「おやすみプンプン」は可能性を秘めている。今後の動向から目が離せない。
*1:参考:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c0%f5%cc%ee%a4%a4%a4%cb%a4%aa
*2:東京都心に住んでいるものとしては、いろんな形の地方論が気になる
*3:むちゃな日本語ですいません
*4:あくまで「黙示録性」において