りとすら

書きたいことがあんまりありません

『カート・コバーン アバウト・ア・サン』観た

  カートのインタビューから、生い立ちや実像を探る一編。カートのバイオ本「病んだ魂」の著者マイケル・アゼラットが、執筆のために取り貯めたインダヒュー・テープの音声で構成されている。アゼラットはマスコミ嫌いだった生前のカートが信頼を置いていた、数少ないジャーナリストのひとり。そのせいか、インタビューのカートはやけに饒舌。“音楽をやるからにはスターになりたい”“有名になどなりたくない”などと、矛盾する内容のことも赤裸々に話しているのは面白い。いずれにしても、生前の“素”のカートの肉声が聞けるという点だけで、貴重ではある。
―――ご覧の映像はイメージです - 映画×ロケンロー備忘録

 まったくロックとか聞かないので、よくわかんなくて途中でうとうとしてしまったんだけど
 なんか後半はすごくて、聞き入ってしまった。映画としてはビジュアルの弱さと音の弱さから、カートコバーン、ニルヴァーナ好きの人しか分かんない気がする。

 こういったカルチャーがどうやって生き残っていってるのかまったくわかんないもので、舞台裏の事情ばっかり気になってしまうけれど、やっぱり「死んだ人間はしっかりしてくる」よな。