お客さん「年金管理システム作ってほしいんすけど」
SE「年金って何すかwwあ、大丈夫です、googleで調べるんで。ちょっと待って。サーセンwww」
…10分後…
SE「把握したww。で?」
こんな感じ。高機能な検索システムによって情報収集能力がフラット化するんだとするなら、
特に顧客とサービス提供者の関係にある場合には、遅延を小さくすることで差別化しとかないと時代に見捨てられるような。。。
―――「googleがあるんでもう記憶力って意味無いよ説」を本気出して考えてみた - 理系学生日記
「googleがあるんでもう記憶力って意味無いよ説」に対抗するのはいろいろなものがあるけど
やっぱり一番大きいのは、情報をすべて解放するんじゃなくて
「サービスをうけるひとに対して」開かれていることでしょうね。
たとえば、ウェブで会員にだけ閲覧可能な経済関係のウェブだとか
特定の学問領域に特化したものは「開かれていない」意味で差別化できてる。
もしくは、EPIC2015のニューヨークタイムズみたいにウェブから脱することによって差別化するか。
完全に「電脳コイル」だとか「プラトニックチェーン」だとか
街中で情報に簡単にアクセスできるようになれば
「googleがあるんでもう記憶力って意味無いよ説」
ってのはすっげー機能するけど、ウェブにないものは生み出され続ける。
ただ、こういったユビキタス社会の
情報化されているものと情報化されていないものっていう意味でのデジタルディバイドだと
「情報化されているもののほうが価値が上」っていう価値判断がなされてしまいそうで
やっぱり「googleがあるんでもう記憶力って意味無いよ説」は価値の面でも機能する。
だいたいgoogle自体が
「世界中の情報を整理し,誰でもアクセスできるようにする」
―――「世界中の情報を整理し,誰でもアクセスできるようにする---村上社長が語るGoogleのこれから - 家電・モバイル - 日経テクノロジーオンライン
って標榜してて、やっぱし俺らみたいな旧人類は、新しい勢力が生理的に怖いのかもしれない。