りとすら

書きたいことがあんまりありません

とある日の

 今日は天気がいいねーとか自分で思ってて、でもどちらかというと蒸し暑くて俺の体調がよかっただけなんだろうけど
そうしたら友達が思いつきで
 「ビール飲みてぇな」
 って言い始めて、そしたら俺もいてもたっても居られなくなったから、これはビール飲むしかないよねって言いながら近くのセブンイレブンに行った。


 セブンイレブンでは友達がアサヒを買ったんだけど、そんなもんに付き合う気はサラサラなくて
いつもどおりに淡麗を選んで、レジに並ぶ前にポテトチップスのコンソメを選んだ。そしたら、なんか物足りない気がして思わずからあげ棒を買った。


 「なんとなくわくわくするよね」
 って言いながら階段を上がっていたら
 「なんでこんなとこに階段あるの知ってんの?マジで明大マスターだな」
 って言われて、
 「そんなこと無いよ」
 って言った。


 風を感じながら友達の彼女の話を聞いていたらいきなり感動の波みたいなものが押し寄せてきてそれは何かといえば、彼と彼女の過ごしてきた時間の長さについてだった。


 「長年一緒にいると、なんか相手のすべてがわかっちゃうのかなぁ、たぶんお前も長く付き合ってみたらわかるよ」
 って言ってたから
 「あーなんかわかるよ」
 って答えたんだけど、もしかすると彼にはおれの気持ちは伝わってないのかも知れなくてでもそんなことを言い出してもしょうがないからなんで本気でわかる気がしたのか考えることにした。



 なんか他人の人と長く付き合うっていうのは異性とか男性とか同性とか友達とか知り合いとか親戚とかあんまり関係ない気がして、たまたまウマが合うひとだとか周りにいる人でタイミングみたいなものがあった人が周りにいる気がする。
 それは学校の人だから友達で、バイト先の先輩はずっと友達になんないのかといえばそれは嘘で、なんだかんだ自分の中で線を引いたところで付き合っている人と付き合っていない人はわかれる。というか俺がそういって曖昧な関係のままで、人と関係を結ぼうと思ってしまうから知り合いって呼んでしまうクラスのひとは多い。
 でもそんななかでなんだか長々と付き合えてしまえている人もいて、そういうひとは本当に稀で貴重な存在であることを
俺はほかの人間よりもよく知っている気がする。
 だから、その時「なんかわかるよ」って言いたかったんだけど、そんなときのおれの感情は、俺ともっともっと長く付き合ったあった人じゃないとわからないからなおさら、一人の人間とずっと付き合ってるってすごいことだと思う。


 そういうときって、その人のことを好きとか嫌いとかはあまり関係なくてただただ関係が続いているということがその人との関係に深みを与えているんじゃないかと思うのだ。