言いたいことだとか、書きたいことだとか。
そんなことについてのお話。
昔、「何かを作り出すこと」を夢見た俺は、思った。
書きたいことがない。
伝える事がない。
って。
スガシカオ曰く「俺ぐらいの奴はどこにでもいる」
っていう自己論でもあるけど、
やはり「伝えるべきこと」だとか「書くべきこと」という強迫観念がないから
今日もダラダラとパソコンをタイプしてる。
だから所詮、
クリエイターなんて「作者」にはなれないのだと思ってしまう。
映画は見れば見るほどつまらなくなるし、
小説は読めば読むほつまらなくなるし、
他人の話は聞けば聞くほどつまらなくなる。
そんなとき、
「どうにかして生きることをツマンナクないように。」
そうするためのスパイスとして文化が存在するんだと思う。
つまらないと思ったら、興味がないと思ったら、
それはそこで終わっちゃうんだ。
だからアナタは世の中に対して
希望を抱いていて欲しい。
そうじゃないと哀しいから。
芽生えてしまった感情を分かってるくせに放棄して
自分で作った愁情に浸らないでよ
プラスマイナスの感情で量っているうちに
心まで染まってしまったその色は
君じゃないだろ
ASIAN KUNG-FU GENERATION「絵画教室」
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