りとすら

書きたいことがあんまりありません

痛いのは嫌だもんね

人に嫌われたくないという感情は
人間として当然の感情ではある。

その意識は誰にでもあるけれど、
意図的に前面に押し出す人間はいない。
だってばれちゃうと嫌われる原因になってしまうから。
自然体である事が一番大切なのよね、この世界。

要は優先順位の問題であって、
下位であるか上位であるかは個人の問題だっていう。

優先順位の第一に「嫌われたくない」がある場合
その人間は人と関わることを避ける。
積極的に人との接触を避ける。

次の段階に進むと、
表面的な付き合いに長けてくるけれど、
それは「人に好かれたい」って感情が
肯定的に働いている状態だと言える。

最後の段階に進むと、
他人に変化を与えて結果的に好かれようとする
歪んだ段階となる。


「クロアゲハチョウになって誰からも愛されたい」んだけど
その試みは悉く失敗に終わるから悲しい。

人と信頼しあいたいという欲望は
それ自体で完結しえずに
新たな欲望を呼び起こすといいなぁ。