りとすら

書きたいことがあんまりありません

「ゲド戦記」

俺らの世代が小学生の頃、世の中にはファンタジーがあまりなかった。

ファンタジー小説と言えばゲド戦記ナルニア国物語指輪物語くらいなもん。
まぁ、和製ファンタジーで言えば「空色勾玉」シリーズとかはあって
それはそれで楽しめたんだけどさ…
(最近やっとこさ文庫化されたんだよ!)


今ではそうでもないけど、
俺は小学生の頃、相当な読書少年で
学校の図書室にある本は読破してしまったほどだった。


そのなかでも好きだった本は「ジーク」と「空色勾玉」だった。

でも図書室にない本でどうしても読みたい本があって
それが「ゲド戦記」だったんだよ。


中学生になって読んだら、感激した。
いまふりかえってみると
小学生の時点の読書が今の俺を作ってるんだなぁーって認知。


ジブリ作品はナウシカが大好きな俺としては
千と千尋のなんちゃらとかクソ食らえ。
つか、なんだ人間性の回復ってさ。ばかなのか!?

安っぽいヒューマニズムでなく、
どす黒いセンチメンタリズムがすきなんだよ。

ゲド戦記っていうと、宮崎駿がオファー出したのにもかかわらず
拒否されていて、「シュナの旅」の原点でもあるだけに、
最高傑作になるのではないかと期待ばかりが高まってしまうねぇ。

宮崎駿の息子の評判は鈴木敏夫も太鼓判なんで期待しようぜ!!
とまーゲド戦記の原作を薦めているのか映画化に期待しているんだか
自分でもよくわかんねぇ・・・