母親ってものは、全部、ちょっとばかし狂ってるものなんだ。
女の子が何かきれいなことをやるたんびに、
それが見られた子じゃなくても、
おつむが多少いかれていても、
こっちは半分がた惚れこんじまう。
そうするともう、それから先は何がなんだか、
わけがわかんなくなっちまう。
女の子か!たいしたもんだ。
こっちをカッカさしちゃうんだからな。ほんとだよ。
このように、俺は
以前散々否定していた村上春樹的な世界に
ズブズブとはまりこんじゃうんだろうなぁ。
そうして最終的にどこにも行けなくなっちまうのかな。
村上春樹を読み込む作業は山降りたらすぐに取り掛かろうとしようか。