また妙なサブタイトル付けちゃった…
「ギミー・ヘブン」は、主演に江口洋介、ヒロインに宮崎あおい(NANAのハチ役)を据えた、サイコサスペンスというフリで売り出してる映画
…そのハズが、見たあとの感想はと言うとシスコンハードボイルドとしか言えないってのはどーゆーことなんだろう…宮崎あおいが歌手のYUIに見えてしまうのも俺が悪いのか?
主人公、江口洋介はとても貴重な感覚を持っていた。それは共感覚というもので、常人が文字を読み取るとき、共感覚者は色や匂いといった別の感覚を感じる。その稀有な症状は自分の感覚の孤独感にさいなまれる人間に共通する感情であるといえるのではないだろうか。
が、観客の自分としては共感できなかったんだなぁ…
原因は江口洋介かな。演技に艶っぽさが足りないからリアリティがなくて、感情移入できなかった。という訳で、この映画はシスコンハードボイルドとしか形容できないんだな。
宮崎あおいに萌えられなきゃ、無理。俺は無理だったけど。