というわけで、ニューヨーク日記は後半へ移ります。
3日目。
朝はやくから自由の女神を見に、マンハッタン島の最南端まで移動しました。流石に寒かったです。雪ふってきて泣きそうでした。
自由の女神を見た後、ウォール街を見学の後、グラウンド・ゼロへ。
なんか、あっけなかった。再開発がすすんでいてテロの面影ないし。アメリカらしいなぁと思っちゃったらもう、なんか。ダメだ。なんにも得るものがないのが、近代文明なのかと落胆するカンジでしたよ。傷が傷たりえないっていう現代文明のスピードの速さを実感したっていうか。
そのあとは、近くのディスカウントストアにて買い物。おしゃれなイタリア物が大安売りだったので、セーターコート(?)っぽいものと立体裁断のジーンズを買い込みました。これ2点ともデザイン大好き。
お昼にゴスペルのショー付きのレストランに行きましたが、なんか元気よすぎた・・・こんなところにまで商業主義がまかり通ってるかと思うと、悲しいね。と言うのは父。まぁそれはそうですけど、仕方ないことだと思うよ。と返しておきました。
4日目。
今日の観光地はチェルシー。ニューヨークは昔は西の端と東の端には近づいてはいけないって言われていたんですが、最近になってやっと近づけるようになった所です。
画廊を回る計画だったんですが、休業日で全滅。フラフラになりつつもホテルへ戻り、午後に備えます。
午後はついに、ブロードウェイ!!
と言っても、ミュージカルとかオペラを見る気なんてさらさらありません。
僕らは現代人。ということはコンテンポラリーアートを見なければなるまい!!ということで「ブルーマン」というシロモノを見ました。
これが凄い。
青い男たちが顔も変えずにペンキの入った太鼓を叩いてペンキを飛び散らすパフォーマンスから始まるショウは最初から最後まで引き込まれっぱなし。途中から観客をステージ上に引っ張り出し、さらに盛り上がりをみせ、最後にはトイレットペーパーを客席中にばら撒くというとんでもないステージにすっかり魅せられてしまったのでした。これは一見の価値ありだと思いますね。
以上で今回のニューヨークレポートは終わりです。いやぁそれにしても凄かった。アメリカっていうかニューヨークが凄かった。抱え込んでるエンターテイメントと街の混沌さ。人種の坩堝っていうかメルティングポットなんて表現じゃどーしよーもないもんがありますね。
「一ヶ月滞在するには良いけど、住みたい町ではないよね」って結論で父と同意見で旅を終えたのでありました。皆さんはこの正月、いかがお過ごしだったでしょうか。
今年も私の拙いブログにお付き合いくださいますよう、謹んでお願い申し上げます。